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 最近雑誌やテレビでも取り上げられるようになってきたプーリア州ですが、まだまだご存じない方も多いはず。

 長靴の形をしたイタリア半島のちょうどかかとの部分にプーリア州はあります。

 イタリアの食料庫ともいわれるこの地方は、オリーヴオイル、トマト、小麦粉、ワインなどイタリア料理の基本となる食材の生産料がイタリア一多いところです。特にオリーヴオイルはイタリア全体の生産料の60%、そしてなんと世界中のエキストラヴァージンオイルの20%がプーリア産なのです。
 広い平野と小高い丘が広がる大地にはあらゆる農作物が生産され、日本ではお馴染みの食材も色鮮やかなプーリア料理に欠かせない野菜です。

 またアドリア海からイオニア海の800キロメートルに及び美しい海岸線に恵まれており新鮮な魚介類が豊富です。タコ、イカはもちろんのこと、イタリアのなかでも珍しくウニ、大アサリ、ムール貝など生でいただく習慣があるのも日本人には嬉しいところ。

トゥルッリ ◆アルベロベッロ
町の名前は「美しい木」という意味。
 1996年に世界遺産の指定地域に認定されたトゥルッリの町として有名。トゥルッリとはセメント類を一切使わずこの地方で採れる石を平たく加工して円錐形の屋根に積み上げて作られる独特の住居建築のこと。約1000軒のトゥルッリが密集するこの町はさながらおとぎの国のよう。

◆ロコロトンド
その名の通り円形に築かれたこの町はその美しい町並みと白ワインで有名。紀元前、トロイヤ戦争を逃れてアドリア海を渡ってきた人々が住み着いた町。
◆レッチェ
紀元前1211、ギリシャ人によって造られた町。「南のフィレンツェ」とも言われレッチェ石と呼ばれるピンク色の柔らかい石に描かれた細かい彫刻が施された家々や教会など、バロック様式の建物が非常に美しい。
◆カステルデルモンテ
360度視界の広がる海抜540mの丘の上にそびえる八角形の建造物。1246年時の神聖ローマ皇帝フレドリコ2世によって建てられた。世界遺産に認定され1セントのユーロコインにも描かれている。
◆バーリ
プーリア州の州都。南イタリアでナポリに次いで2番目の商業都市。サンタクロースのモデルである聖ニコラを祭った聖ニコラ寺院がある。
◆マルティナ・フランカ
14世紀にフランスのアンジュー家の統治下、住民に免税の恩恵が与えられることになり、町の名前の由来もその頃に遡る。バロック様式の建物が建ち並ぶ。
◆オストゥーニ
町名はギリシャ語で「新しい町」という意味の言葉が語源。別名「白亜の町」としても知られている。迷路のような独特な白い町並みが美しい。

 ●街のサイト(イタリア語)はこちら

  <アルベルベッロ> http://www.alberobello.net/
  <バーリ> http://www.comune.bari.it/
  <オストゥーニ> http://www.ostuni.com/
  <ファサーノ> http://www.comune.fasano.br.it/
  <マルティナ・フランカ> http://web.tiscali.it/martinafranca/