チーメ ディ ラーペ

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これが”うわさの”チーメ ディ ラーペ (cime di rape)。プーリア料理といえば、オレキエッテ とこの菜の花とブロッコリーのいとこみたいな野菜を使ったパスタ料理が一番有名です。 なぜ、”うわさの”なのかというと、

それは、日本でも何人かの有名シェフの方々もこの野菜の味を出そうとブロッコリーと菜の花を両方使ったりして工夫を凝らしレシピを考案しているほど美味しいのに(レシピページご参照あれ)、日本では入手不可能なため本物の味は現地まで行かないとわからないからなのです。”あーこれが、そうなのね。”と初めてご対面する方々も多いのでは?そんな方々のために、アップでお見せしましょう。  (クリックすると大きくなります。→)

独得の苦みと、茹でた時の芳ばしい香りが特徴のこの野菜。冬から早春にかけてよく食卓にのぼります。プーリアではクツクツとくたくたになるまでよーく茹でてたべます。パスタにあえたり、スープのように茹で汁といっしょにオリーヴオイルとチーズをかけて食べたりします。よく茹でるとかさが減ってたくさん食べられるので繊維質も豊富に採れるし、茹で汁もいっしょに飲めば栄養素を逃しません。現地で食べると、野菜を煮てオリーヴオイルとチーズをかけただけなのになんでこんなに美味しいんだろうと唖然とする程。採れたての新鮮さのなせる技なのかもしれません。

[2004年01月22日] TrackBack(0)
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